高橋大輔、今季SP初披露「点数より“魅せる”を重視」 ブラック衣装で魅了

[ 2019年8月29日 21:50 ]

<フレンズ オン アイス2019公開リハーサル>激しいダンスナンバーをフィニッシュする高橋大輔
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 30日に始まるフィギュアスケートのアイスショー「フレンズ・オン・アイス」が29日、横浜市内で公開された。男子で10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(33=関大KFSC)は今季のショートプログラム(SP)曲「ザ・フェニックス」を初披露した。

 ノースリーブに黒革パンツの衣装で登場し、激しいナンバーを舞った。冒頭の3回転フリップで転倒し、2度目のジャンプを跳んだ直後に苦笑いで滑走を中断。演技を断続的に行いながら、切れのあるステップや、ギターをかき鳴らすしぐさなどで魅了。「気合を入れすぎて、逆にグダグダになった。久しぶりに動きっぱなしのプログラム。33歳のおじさんが頑張っているなと思ってもらえればいいかなと思います」と語った。

 同曲の振り付けには、米人気歌手ビヨンセの振り付けを行ってきたシェリル・ムラカミ氏に依頼。フィギュアスケート選手で振付師のミーシャ・ジーもプロジェクトに参加した。陸で完成させた振り付けを氷上で舞うという新たな挑戦となる。高橋は「スケートっぽくないところの表現を狙っていく。SPに関しては、点数より魅せることを重視。フリーで頑張って点数を稼ぐ。そういう気持ちの切り替えで頑張っていきたい」と狙いを明かした。

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