ウィザーズは28勝54敗? スポーツ専門局のESPNがNBA各チームの今季を予想

[ 2019年8月22日 11:26 ]

ウィザーズから1巡目指名を受けた八村(AP)
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 米スポーツ専門局のESPNが今季のNBA全30チームの勝敗を予想。八村塁(21)をドラフト全体9番目に指名したウィザーズは28勝54敗(東地区全体12位)で、昨季よりも勝ち星を4つ減らすと予想された。

 ウィザーズはチームの大黒柱でもあるポイントガードのジョン・ウォール(28)がアキレス腱の断裂で今季の序盤戦での出場は絶望視されており、昨季25・6得点を挙げたシューティングガードのブラドリー・ビール(26)が健在であるとは言え、ベテラン勢の戦力には問題と課題を抱えたまま。昨季は東地区全体で11位となる32勝50敗だったが、その成績にも届かないと判断された。

 それだけに八村の奮闘が注目されるところ。東地区では昨季60勝(22敗)を挙げたバックスが今季も57勝25敗でトップになると予想されており、八村を加えたウィザーズにとっては試練のシーズンとなりそうだ。

 昨季のファイナルを制したラプターズは45勝37敗で東地区全体の6位。西地区では昨季54勝28敗だったナゲッツが同じ勝利数を挙げると予想されて1位となった。ラプターズからカワイ・レナード(28)、サンダーからポール・ジョージ(28)を加えたクリッパーズが同じ勝率で2位。昨季西地区全体で1位だったウォリアーズは、ケビン・デュラント(30)がネッツに移籍し、クレイ・トンプソン(29)が膝のじん帯断裂で今季の出場が不可能。主力の離脱と故障が重なって49勝33敗で6位という評価だった。なお渡辺雄太(24)が所属しているグリズリーズは昨季33勝(49敗)を挙げたが、今季は27勝55敗で最下位に沈むと予想されている。

 <ESPNのNBA勝敗予想・上位8チーム>

 ▼東地区=(1)バックス(57勝25敗)、(2)76ers(55勝27敗)、(3)セルティクス(48勝34敗)、(4)ペイサーズ(46勝36敗)、(5)ネッツ(45勝37敗)、(6)ラプターズ(45勝37敗)、(7)ヒート(43勝39敗)、(8)マジック(41勝41敗)

 ▼西地区=(1)ナゲッツ(54勝28敗)、(2)クリッパーズ(54勝28敗)、(3)ロケッツ(53勝29敗)、(4)ジャズ(52勝30敗)、(5)レイカーズ(51勝31敗)、(6)ウォリアーズ(49勝33敗)、(7)トレイルブレイザーズ(47勝35敗)、(8)スパーズ(43勝39敗)

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