桃田、V2へ好発進「凄くやりやすい」 バド世界選手権

[ 2019年8月19日 21:59 ]

バドミントン世界選手権第1日 ( 2019年8月19日    スイス・バーゼル )

男子シングルス1回戦 ベトナム選手に勝利し歓声に応える桃田賢斗
Photo By 共同

 大会が開幕し、男子シングルス1回戦で連覇を狙う世界ランク1位の桃田賢斗(24=NTT東日本)が登場。同105位のベトナム選手を2―0(21―9、21―10)のストレートで圧倒し、21日の2回戦へと駒を進めた。

 ネット際のヘアピンで揺さぶりながら大胆なスマッシュも打ち込み、わずか34分でフィニッシュ。「ちょっと緊張した」と苦笑いしながらも「コートに入ってみたら、ジャパン・オープンと似ているというか。シャトルのスピードや天井の高さ、暗さとか。凄くやりやすいなと思った」と振り返った。

 直近のタイ・オープンを軽い左太腿肉離れのため大事を取って欠場。万全の状態で世界選手権のコートに立った。「完治しました。しっかり動いていることができているので問題ない」と強調した。

 違法賭博問題から日本代表復帰直後の18年2月のスイス・オープンでバーゼルの地を訪れていた。当時は左足首の捻挫明けで準々決勝敗退なだけに、桃田は「ネガティブなことを思い出せない」と話すにとどめる。万全な状態で臨む今回は自信が違う。今後の戦いに向け「相手を追い込むショットが何発か甘くなった。自信を持って後ろに弾けるように修正したい」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2019年8月19日のニュース