ラグビー7人制男女代表 五輪本番想定し実戦予行演習

[ 2019年7月29日 05:30 ]

東京五輪の本番を想定し、練習試合をするラグビー7人制女子の中村(右から3人目)ら
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 20年東京五輪のラグビー7人制男女日本代表1次候補選手が28日、五輪会場となる東京都調布市の味の素スタジアムで本番を想定したシミュレーション練習を開始した。1年後に行われる東京大会に似た環境を経験し、対策に生かすのが狙い。録音した歓声をスピーカーから流すなど試合に近い環境をつくり出して実戦形式の練習を行った。

 本番に向けて最善の策を探るため、今回は選手村ができる東京・晴海付近ではなく、会場に近い宿泊施設を使用して移動した。大会日程と同じく午前と夕方以降に実戦を実施。午前には厳しい日差しが照りつける蒸し暑さを体感した。スピーカーから流れる歓声はトライを取ると大きくなるなど臨場感を出した。女子の中村主将(アルカス熊谷)は「これだけ味方の声が聞こえなくなるのは16年リオ五輪以来。いいリハーサルになる」と話した。

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2019年7月29日のニュース