【林享の目】男子平泳ぎやバタフライのレベルアップ顕著

[ 2019年7月29日 08:00 ]

水泳 世界選手権最終日 ( 2019年7月28日    韓国・光州 )

<世界水泳光州2019・競泳8日目>男子400メートル個人メドレー決勝、懸命に泳ぐ瀬戸(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 男子主将として個人メドレー2冠を達成した瀬戸は、日本チームの柱となった。ただし、最後の400メートルは課題が残る。200メートルは得意のバタフライで力をセーブしながら好タイムで入り、背泳ぎ以降に良い形でつなげた。この日はやや力みがあり、最後の自由形は思った以上にバテた。

 大会最終日の疲れはあっただろう。ケイリシュ(米国)の予選落ちで「勝って当たり前」という重圧も生まれたかもしれない。ただし、このレースでは東京の金メダルは難しい。瀬戸の場合、リオ1年前に内定し、五輪で金メダルを獲れなかった経験もある。結果を「宿題」と捉え時間を大切にすれば、五輪でも結果が出ると思う。

 大会最初と最後に登場した女子個人メドレーの大橋は、難しい調整だっただろう。それでも最後に表彰台に立ち納得できる形で次へ進める。特にライバルのホッスーと競り合った経験は五輪へプラスになると思う。

 大会を通じて、男子平泳ぎやバタフライはレベルアップが顕著だった。それでも、五輪前年の結果がそのまま本番に直結するわけではない。一喜一憂することなく強化を進めてほしい。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「NBA」特集記事

2019年7月29日のニュース