競泳400メートルリレー 女子、日本新で決勝進出 男子とともに五輪出場枠を確保

[ 2019年7月21日 14:26 ]

水泳世界選手権 ( 2019年7月21日    韓国・光州 )

<世界水泳光州2019・競泳初日>女子4×100メートルリレー自由形予選第2組、決勝進出を果たし東京五輪出場を決めガッツポーズする(左から)白井、佐藤、青木智、大本(撮影・会津 智海)
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 競泳女子400メートルリレー予選で、日本(大本、青木智、佐藤、白井)は3分36秒17の日本新記録をマークし、全体5位で決勝に進んだ。男子400メートルリレーの日本(中村、塩浦、松元、難波)は3分14秒16の全体9位で予選敗退。ともに上位12位に入り、20年東京五輪の出場枠を確保した。

 女子はエースの穴を一丸で埋めた。白血病で闘病中の池江璃花子(18=ルネサンス)が不在。100メートル自由形で52秒79の日本記録を持っており、リレーに及ぼす影響は計り知れなかった。今回のメンバーで100メートル自由形のベストタイムが最も速いのは大本で54秒16。53秒台の選手さえ1人もいない中で、昨年8月のアジア大会で池江、酒井、青木智、五十嵐のメンバーが出した日本記録3分36秒52を0秒35上回った。

 青木智は「日本新記録を出して決勝に残ることが目標だったので、達成できてよかった。昨年、一昨年は池江さんに頼りがちな部分があった。今年はそういう存在がいないので、個々が力をつける年だと思っている。日本新記録を出せたことはすごく良かったし、これが池江さんの励みにもなれば。決勝ではさらに日本新を更新して、1つでも順位を上げられたらいいと思う」と語った。

 決勝は午後9時33分にスタートする。

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2019年7月21日のニュース