【丸山茂樹 メジャー基準】松山は何かが形になっていないだけ

[ 2019年7月21日 05:35 ]

米男子ゴルフツアー 全英オープン第2日 ( 2019年7月19日    北アイルランド ロイヤルポートラッシュGC=7344ヤード、パー71 )

11番、茂みの中から第2打を放つ松山英樹(撮影・沢田 明徳)
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 松山は残念ながら2年連続の予選落ちとなってしまった。原因は1番のOBに尽きる。雨が降って気温が下がり、レインウエアを着てプレーしなければならなくなった影響が、3Wのティーショットに出てしまったようだ。しかし、直後の2番ですぐにバーディーを決めたように、調子自体は決して悪くなかった。その後もよく耐えたと思う。ただ、時間がたてばたつほど厳しいコンディションの中でのプレーを強いられてしまった。

 結果的に今年のメジャー4大会は、優勝争いに絡めずに終わった。彼に対する期待は大きいから、その成績を物足りなく感じるファンも多いかもしれない。でも、ショットやパットの好不調のタイミングがたまたま合っていなかっただけで、昨年の全英を最後にメジャーでもツアーでもこの一年、予選落ちがなかったことは評価すべきだろう。

 ウッズやマキロイでもタイミングが崩れると簡単に予選落ちしてしまう。それがゴルフの難しさだ。松山も全体的にはそんなに悪くない。たまたま何かが一つ欠けて、形にならない状態が続いているだけで我慢していれば、必ずうまくいく時はくる。

 日本勢では稲森と浅地が予選を通過した。メジャーのキーワードは我慢。でも2人は初挑戦なのだから、予選を通ったことを誇りに、思い切ってプレーしてもらえればと思う。(20年東京五輪日本代表ヘッドコーチ、プロゴルファー)

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