日本プロゴルフ協会・松井功元会長が烏山城CCで女子プロの育成に乗り出す

[ 2019年7月18日 14:28 ]

 日本プロゴルフ協会(PGA)元会長の松井功氏(77=富士ゼロックス)が、女子プロゴルファーの育成に本格的に乗り出す。理事長を務める烏山城CC(栃木)でプロ志望の研修生を募集。その中から選抜したプロの卵に、松井氏が長年のキャリアを通じて培ったレッスンメソッドを指導する。

 選考テストを通った研修生は烏山城CCで主にキャディーマスター室や練習場の管理などの業務に従事。仕事が終わればコースで練習を行うことができる。社員寮もあり三食付き。松井氏は定期的にゴルフ場を訪れ指導。さらに松井氏の薫陶を受けた専大ゴルフ部出身の深沢治プロも練習を手助けするなどサポート態勢は手厚い。

 松井氏は2010年までPGA会長を務め、30~40歳代にかけては女子トーナメントのテレビ解説者として人気を集めた。現在は烏山城CC、新宝塚CCなどの他に日本プロゴルフ殿堂の理事長職も兼務する多忙な身だが「ゴルフ界に恩返しをしたい」と一肌脱ぐことを決めた。

 「ゴルフはエチケットとマナーのスポーツ。ただ強いだけではダメ。しっかりとした社会常識を身に付け、プロとしてどこに出ても恥ずかしくない選手を育てていきたい。目指すのは文武両道です」 “松井スク―ル”の拠点となる烏山城CCは抜群の施設が整う。75、16年と2度の日本女子オープンを開催し、12年には日本プロの舞台にもなるなど戦略的なゴルフ場として評価が高い。さらにコースは27ホールあり、ラウンド練習の余裕も十分にある。

 「昔の研修生は徒弟制度で“キャディーをやりなさい”とか“芝刈りを手伝いなさい”とか言われて、やることが多かった。でも私たちはプロになって活躍する選手を育てるのが目的。練習もしっかりさせないと、いい選手は育たない。3年間はゴルフ漬けになってもらう。3年やってダメなら諦めた方がいい」と覚悟と志を持った精鋭の出現を待ち望んでいる。

 ◆問い合わせ 烏山城CC=(電)0287(83)1100、斎藤総支配人、山口支配人まで。募集人員は中卒以上の5人。

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