人気力士・炎鵬 右足首負傷で勝ち越しお預け「自滅。運が悪いとしか言いようがない」

[ 2019年7月18日 19:59 ]

大相撲名古屋場所12日目 ( 2019年7月18日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所12日目>松鳳山(右)に押し倒しで敗れた炎鵬(撮影・坂田 高浩)
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 人気力士の炎鵬(24=宮城野部屋)が、勝ち越しを懸けた一番で松鳳山に押し倒されて敗れた。

 立ち合いは右に変化気味に動いた。だが、横から攻めて押し込もうしたところで、足を滑らせる。その直後に右足の甲を土俵につけるような形で捻り、腰から落ちた。

 「そこ(右に動いたところ)までは良かった。(その後)滑ったっすね。自分でも(何が起きたのか)分からなかった」

 取組後は右足をかばいながら花道を引き揚げた。支度部屋に戻ると患部を氷で冷やし、炎症を抑えた。

 「自滅です。運が悪かったとしか言いようがない」

 今場所は他の力士からも土俵が滑りやすいとの声が出ており、取組前から気を付けていたという。「仕方ないですね。気持ちの切り替え?全然、大丈夫です」と気丈に話した。

 新入幕の先場所は7勝7敗で迎えた千秋楽に松鳳山に敗れ、悔しい負け越しを喫した。この日の朝稽古後には「あそこ(夏場所千秋楽)で負けてしまったことが、今場所の自分につながっているのかなと思う。同じ轍(てつ)を踏むと何のために負けたのか分からない」と雪辱を期していた。だが、運にも恵まれず、勝ち越しは13日目以降にお預けとなった。

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2019年7月18日のニュース