柔道・原沢 絶対王者リネールとの3年ぶり再戦熱望

[ 2019年7月3日 18:21 ]

27歳の誕生日に大会が行われるモントリオールへと出発した原沢久喜
Photo By スポニチ

 柔道のグランプリ(GP)モントリオール大会(5~7日、カナダ)に出場する男子100キロ超級の原沢久喜(27=百五銀行)が3日、成田空港から現地へ向け出発し、今大会で17年11月の無差別世界選手権以来、1年8カ月ぶりの公式戦復帰を果たす予定の“絶対王者”テディ・リネール(30=フランス)との再戦を熱望した。

 対戦が実現すれば、16年のリオデジャネイロ五輪決勝で敗れて以来、約3年ぶりとなる。4日(日本時間5日)に行われる抽選会の結果次第では、初戦で対戦する可能性もあるが「どこで当たっても関係ない。あくまで本番は世界選手権や東京五輪。今、対戦して、どこまでできるか試したい」と腕をぶした。

 リオ五輪では試合開始直後に指導を取られ、その後はまともに組み合おうとしないリネールを捉えきれずに敗戦。“逃げ”の姿勢が顕著だったリネールにブーイングが浴びせられた。その後、国際柔道連盟(IJF)はルールを変更。試合時間は男子も5分から4分に短縮され、指導差による決着がなくなるなど、原沢対リネール戦が変更に大きな影響を及ぼしたと言われている。

 実戦は4月29日の全日本選手権以来となるが、ケガなどはなく「練習は積めている」と順調。リネールに対しても「プラン(作戦)はあります。試したいこともあるし、勝ちたい」と闘志を燃やした。

 この日がちょうど、27歳の誕生日だった原沢。リオ五輪前は若手の急成長株として注目を浴びたのも、今は昔だ。17年にはオーバートレーニング症候群で苦しむなど、リオ後は順風満帆な競技生活ではなかったものの、まもなく開幕1年の節目を迎える東京五輪に向けて、再び上り調子となっているのは間違いない。「もう27ですか」と笑いながらため息をつきながら、「勝ったら(優勝したら)自腹でビジネスクラスにアップグレードします」と自身への誕生日プレゼントをぶら下げ、機上の人となった。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「NBA」特集記事

2019年7月3日のニュース