納谷 手応えの2場所連続6勝「相手に合わせて相撲取れている」

[ 2019年5月24日 15:29 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2019年5月24日    両国国技館 )

 元横綱・大鵬の孫で元関脇・貴闘力の三男の東幕下22枚目・納谷(19=大嶽部屋)が、西幕下15枚目・武将山(23=藤島部屋)を突き出しで破り、6勝1敗で7番相撲を終えた。

 「よく当たれたので良かった。(突っ張りは)高さをしっかり合わせて、しっかり当てるようにいった。その通りにできた」。自分より身長の低い相手に上突っ張りにならないように注意し、引くこともなく我慢強く攻めて勝ちきった。

 東幕下51枚目だった3月の春場所に続き6勝の好成績。春場所よりも「今場所の方がいい」と手応えをつかんでおり、「引く相撲も何番かあったが、対応できている。相手に合わせて相撲が取れている」と振り返った。

 名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)では幕下10枚目以内に番付が上がる見通しだ。全勝優勝なら一気に関取の座を射止める地位。「なってみないと分からないが、しっかり集中して4番勝てるように。そのあとは、そこから考えたい」と勝負の場所を見据えていた。

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2019年5月24日のニュース