玉鷲5連勝 単独トップ朝乃山引きずり降ろし 優勝のチャンスも!

[ 2019年5月24日 05:30 ]

大相撲夏場所12日目 ( 2019年5月23日    両国国技館 )

<夏場所12日目>朝乃山(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・久冨木 修)
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 実力者の玉鷲が1敗で単独トップに立っていた朝乃山を引きずり降ろした。強烈な突き押しで8日目から5連勝。4敗を守って勝ち越しを決めた。鶴竜は初顔合わせの竜電を退けてトップに並び、3敗は明生に敗れた栃ノ心ただ一人。優勝争いの上位がつぶし合いになれば4敗の決定戦にもつれ込む可能性もあり、初場所で初優勝を飾った玉鷲にもチャンスが到来した。

 快進撃の朝乃山を止めた玉鷲は、不敵な笑みを浮かべてこう言った。「気持ちいいね。これでみんな楽しくなる」。11日目終了時点で優勝圏内の2差までは4人だったが、この日で2差までは9人となった。その中に玉鷲もいる。本人に優勝争いの意識はないが、ダークホースとして浮上してきた。

 左おっつけ、右喉輪で付け入る隙を与えなかった。「もたもたしていたら相手が強いから」と休まず攻めた。朝乃山は「しっかり踏み込めたけど、2歩目からは相手のペース。押す力が凄い」と脱帽するしかなかった。

 玉鷲は終盤に向けて調子を上げるタイプだ。34歳2カ月での初優勝となった初場所は3勝2敗から10連勝した。今場所は7日目まで3勝4敗と黒星が先行したが、8日目に鶴竜を破って令和初金星を挙げてから5連勝。初場所をほうふつさせる馬力が戻ってきた。

 場所前にはトランプ米大統領が観戦予定であることに触れ「大統領と握手してみたい。優勝した人にしかチャンスはないんですかね」と話していた。15日制が定着した1949年夏場所以降、11勝での優勝は3度だけ。「最後までこの調子でいきたい。まだ先がある」。勝ち続けることで「握手の可能性」は広がっていく。 (佐藤 博之)

 ▼尾車事業部長(元大関・琴風)優勝争いはどうなるか分からない。鶴竜に朝乃山を当てるかもしれない。審判部も割(対戦)を作るのが大変。14日目の取組が終わってから千秋楽の割を作ってもいいくらいだね。

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