松山、最終日にスコア落とし通算3オーバーの16位 ケプカがウッズ以来の大会2連覇

[ 2019年5月20日 08:08 ]

米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権最終日 ( 2019年5月19日    米ニューヨーク州 ベスページ・ステートパーク・ブラックコース=7459ヤード、パー70 )

最終日、10番でティーショットを放つ松山(AP)
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 6位から出た日本のエース松山英樹(27=LEXUS)は3バーディー、6ボギー、2ダブルボギーの77とスコアを落とし、通算3オーバーで16位タイに終わった。

 ギャラリーの帽子が飛ぶほどの強風の影響で、4日間で最も難しいグリーンコンディション。3番で約2メートル半のパーパットが右に逸れてボギーとすると、5番パー4では約1メートル半を決められずにダブルボギーをたたいた。その後もグリーン上で苦戦し、スコアを伸ばすことができなかった。
 首位と8打差でスタート。上だけを見据えて最終日に臨んだだけに「結果論ですけど3つ、4つ伸ばしていればすごく良い勝負が出来たんじゃないかなと思うので。そういうことができなくて、すごく残念です」と悔しさをにじませる。それでも、17年の全米プロ以来となるメジャーでの上位争いを演じた。「(首位と)差はありましたけど、久々に近い場所で雰囲気を味わうことができた。次の試合からそういう位置でどんどんやっていけるようにしたい」と顔を上げた。
 大会は7打差首位から出たブルックス・ケプカ(29=米国)が通算8アンダーで大会2連覇を達成。一時はダスティン・ジョンソン(34=米国)に一打差に迫られるも、74で回り2打差で逃げ切った。大会連覇は06、07年のタイガー・ウッズ(43=米国)以来となった。

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