大熊 昨年の雪辱 “鉄人”鷲津は実力発揮 塩原温泉湯けむりマラソン全国大会

[ 2019年5月20日 05:30 ]

10キロ総合を制した大熊(左)と鷲津
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 第42回塩原温泉湯けむりマラソン全国大会(スポニチ後援)は19日、栃木県那須塩原市の塩原温泉街で1586人がエントリーして行われた。男子10キロ総合は大熊啓史(ひろし、41)が32分6秒で、女子10キロ総合は鷲津奈緒美(35)が37分3秒で、それぞれ初優勝しスポニチ盾が贈られた。またタレントでリオ五輪男子マラソン・カンボジア代表の猫ひろし(41)がゲスト参加し、大会を盛り上げた。

 <男子10キロ総合>昨年3位の大熊がリベンジだ。2位に58秒差、自身のタイムも昨年から7秒短縮。「今年はスタートから自分のペースで走れたのが勝因。温泉に入れるのもこの大会の楽しみです」と東京・町田からの参戦を笑顔で振り返った。今年2月の青梅マラソンでも10キロ男子40歳代の部で優勝するなど好調を維持。26日の山中湖ロードレース(スポニチ主催)の湖一周の部(13・6キロ)にも出場予定で「2週連続ですけど頑張ります」と声を弾ませた。

 <女子10キロ総合>アイアンウーマンが力の差を見せつけた。初出場の鷲津が2位に3分31秒差の圧勝だ。全日本トライアスロン宮古島大会で5度の優勝を誇る実力者。地元は横浜だが現在、那須塩原市を拠点にトレーニングを行っており練習を兼ねて出場した。「気持ちよく走れました」と話し、10月のアイアンマン世界選手権(ハワイ)に向けても「トップ10に入りたい」と目を輝かせた。

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2019年5月20日のニュース