双子の十両・貴源治と幕下・貴ノ富士 同時優勝へ前進

[ 2019年5月20日 17:29 ]

大相撲夏場所9日目 ( 2019年5月20日    両国国技館 )

 貴景勝の兄弟子で双子の十両・貴源治(22=千賀ノ浦部屋)と幕下・貴ノ富士(同)が全勝を守った。

 十両のトップを走る貴源治は、旭秀鵬を立ち合いから突き放してそのまま土俵の外まで吹き飛ばした。

 「圧力?ありましたね。(先場所までとは)技術的に変ったところはないですが、気持ちというか集中して取ろうと思ってやっています」と好調の要因を振り返る。

 前日にストレート給金を決めたが、安心する様子は全くない。「それで気を緩めたら終わり。疲れはありますが、勝負はここからですから」

 前日まで2敗の安美錦と豊ノ島が敗れ後続との差は3に広がった。先代師匠の元貴乃花親方からは、体力が落ちてくる後半戦に力を出せるように日頃の鍛錬に励むように指導を受けてきた。

 「そういう風にずっと言われてきたので、他の人と違ってここからというのはあります」と前を見据えた。

 兄の貴ノ富士も武将山を下し、初日から負けなしの5連勝とした。当たってすぐに右上手を引き、引き付けながら寄りきった。
 「余計なことは考えずに取っています。相手のことは考えずに、自分の相撲を取り切ることだけです」

 幕下の全勝は東22枚目の納谷、35枚目の千代嵐、59枚目の舞蹴と自身の4人だけ。1場所での十両復帰と同時に幕下優勝に向かっても着実に前進している。「一番一番、自分の相撲を取り切ることだけですね。負けても後悔しないような相撲を取ることだと思っています」。珍しい兄弟同時優勝の期待が膨らむ。

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