7分差に10分差 男子は清水、女子は下田が初優勝 スポニチいわて奥州きらめきマラソン

[ 2019年5月20日 05:30 ]

男女マラソン優勝者の清水(左)と下田(撮影・会津 智海)
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 2019スポニチいわて奥州きらめきマラソンは19日、岩手県奥州市の前沢いきいきスポーツランド発着コースに6123人がエントリーして行われた。フルマラソン男子は清水翔一朗(32=TEAMアテルイ)が2時間29分43秒、女子は下田翔子(32)が2時間48分40秒でともに初優勝。東洋大時代に箱根駅伝優勝3回の“山の神”こと柏原竜二氏(29=富士通)がゲストランナー、09年東京マラソン優勝の那須川瑞穂さん(39)がアンバサダーとして大会を盛り上げた。

 <フル男子>強風の中、清水が2位に7分近い大差をつけ圧勝した。奥州市の医療法人に勤務し地元のランニングクラブに所属。第1回大会3位、第2回の昨年は2位だっただけに「優勝は狙っていた。周囲から期待されていたので勝てて良かった。職場の前も走り声援をもらいました」と“三度目の正直”を喜んだ。フルマラソンは初優勝。トラック種目を得意とするが、今後は「エリート枠(2時間21分以内)で東京マラソンに出場したい」とマラソンにも意欲を見せた。 

 <フル女子>初出場の下田が大会新記録で2位に10分以上の大差をつける快走を見せた。「新記録は狙ってました。優勝はいいですね」と笑みを浮かべた。山口・西京高卒業後、豊田自動織機に6年在籍。08年全日本実業団対抗女子駅伝優勝メンバーで、現在は川崎市在住の保育士だが、3年半前から再び走り始めたという。この日は、現役時代に共に故・小出義雄氏の指導を受けた那須川さんと再会。「今後は少し休みますが、また走りたい」と話した。

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2019年5月20日のニュース