大坂なおみ準々決勝敗退 世界18位に逆転負け 世界1位転落の可能性も

[ 2019年5月9日 23:55 ]

準々決勝でベンチッチと対戦する大坂なおみ(AP)
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 テニスのマドリード・オープンは8日、スペインのマドリードで行われ、女子シングルス準々決勝では世界ランク1位の大坂なおみ(21=日清食品)が世界ランキング18位のベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)を6―3、2―6、5―7で敗れ、クレーコートのツアー大会で自己最高タイの4強入りはならなかった。

 両者の対戦は1勝1敗。しかし、最近では今年3月のBNPパリバ・オープン4回戦で3―6、1―6でストレート負けした相手だ。この日は、第1セットで第4ゲームをブレーク。直後の第5ゲームをブレークバックされるが、第8ゲームを再びブレーク。第9ゲームをきっちりキープして6―3で先取。第2セットは第2ゲームをいきなりブレークされ、第5ゲームをブレークバックしたものの第6ゲームを再びブレークされ、そのまま2―6で押し切られて最終セットに突入した。

 最終第3セットは第5ゲームで大坂が先にブレークに成功。だが、第10ゲームでブレークバックを許すと、第12ゲームでもブレークを奪われ5―7。逆転負けで準々決勝敗退となった。

 もし、すでに4強入りしている前世界1位で現世界3位のシモナ・ハレプ(27=ルーマニア)が今大会で優勝すると、大坂は次週発表の世界ランキングで1月28日からキープしている1位から転落することになる。

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