高安“大関決戦”貴景勝に17勝13敗 貫禄見せた三番稽古

[ 2019年5月9日 05:30 ]

12日初日大相撲夏場所

稽古に励む貴景勝(左)と高安(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 二所ノ関一門連合稽古が千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、高安と貴景勝が大関同士の三番稽古で30番取った。

 高安は疲労回復を優先させて7日の連合稽古を欠席したが、体調は回復。立ち合いから押し込むことが多く、終盤に疲れの出た相手を圧倒して17勝13敗と勝ち越した。「前に出て勝負することを考えてやった。体が軽くて動きが良かった」と納得の表情だ。

 一方、新大関の貴景勝は「後半崩れた。攻撃相撲なので番数を重ねてくると力が落ちてくる」と反省しながら「立ち合いの出足、二の矢、三の矢は悪くなかった」と収穫も口にした。

続きを表示

2019年5月9日のニュース