バックスが18年ぶりに東地区決勝に進出 セルティクスを4勝1敗で制圧

[ 2019年5月9日 11:32 ]

べインズをかわしてインサイドを突くバックスのアデトクンボ(AP)
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 今季のNBAで最高勝率(・732=60勝22敗)を収めた東地区1位のバックスが8日、地元ミルウォーキーで4位のセルティクスを116―91(52―39)で下して4勝1敗。シーズンMVP候補のヤニス・アデトクンボ(24)が31分で20得点、8リバウンド、8アシストをマークし、2001年以来、18年ぶりの地区決勝進出を果たした。

 バックスはこのシリーズの初戦で敗れながらもその後は4連勝。スイープで突破した1回戦(対ピストンズ)を合わせ8勝中、7勝が2ケタ点差をつけて挙げたもので、ここまではリーグ全体のトップシードらしい強さと安定感を見せつけている。

 2016年シーズンの新人王で足底筋膜炎のために3月中旬から戦列を離れていたガードのマルコム・ブログドン(26)もこの試合から約2カ月ぶりに復帰。本拠地ファイサーブ・フォーラムを埋め尽くした1万7000人の地元ファンから大歓声を浴びてコートに登場し、13分の出場で7得点を挙げた。

 セルティクスは昨年の1回戦ではバックスを4勝3敗で下したが、この日の第5戦ではシューティングが不調。3点シュートは39本放って7本しか成功がなく、第3Q終了時点で18点差をつけられた。

 オフにFAでの移籍が噂されているカイリー・アービング(27)は33分の出場で15得点にとどまり、68―91となっていた第4Qの3分20秒にベンチに退いた。

 なおバックスはラプターズ対76ersの勝者(現在ラプターズの3勝2敗)と東地区決勝で激突する。

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