宇野、自身最難関プログラム挑戦 来季フリー4回転は「5本やりたい」

[ 2019年4月15日 05:30 ]

フィギュアスケート 世界国別対抗戦  エキシビジョン ( 2019年4月14日    マリンメッセ福岡 )

エキシビション、「だんご3兄弟」に合わせて踊る紀平梨花と宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの世界国別対抗戦閉幕から一夜明け、男子の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が14日、来季のフリーで4回転ジャンプ5本を組み込む自身の最難関プログラムに挑む意向を示した。今大会で挑戦した世界初の超大技、3回転半(トリプルアクセル)―4回転トーループなどに加え、ルッツかループを加える構想。令和元年のシーズンでスタートダッシュを目指す。この日はエキシビションが行われた。

 宇野の視線は既に、新たなシーズンを見据えていた。来季フリーの4回転の構成を問われると、「今が4本。僕は5本やりたいと思って、練習していこうと思っています」と明言した。自分の殻に閉じこもっていたかつての姿は、もうなかった。

 4回転5本の構成は、自身最難関のプログラムとなる。平昌五輪シーズンに挑戦したことはあるが、ノーミスで演じ切ったことはない。その上、フリップ2本を含む4回転4発の高難度構成で臨んだ今大会に「プラスアルファでルッツやループを入れたい」と言った。今回初挑戦した世界初の超大技、トリプルアクセル―4回転トーループの成功も目指しながら、前日の公式練習で2年ぶりに練習を解禁したルッツ、平昌五輪イヤーで跳んでいたループのどちらかを加える算段だ。

 タイトルを狙った世界選手権では4位。その悔しさをひたすらジャンプ練習にぶつけていく。練習着手を示唆している人類未到の大技5回転トーループについては「やっぱり僕は何か新しいことをやっている時が一番、楽しめている。何か楽しめることを探して、それが5回転になる」と心を躍らせる。未知なる挑戦を楽しむ姿勢が、平昌五輪銀メダリストを強くする。

 エキシビションでは今季のショートプログラム曲「天国への階段」を演じた。トリプルアクセルを3発跳び、平成最後の公式戦を締めくくった。「自分は挑戦する立場」。成長へのヒントをつかんだ宇野が、令和時代への階段を上っていく。 

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