クリッパーズが6連勝でプレーオフ進出が確定　マジックは東地区全体9位から8位に浮上

[ 2019年3月27日 15:53 ]

　NBAは26日に各地で10試合を行い、西地区全体5位のクリッパーズは敵地ミネアポリスでティンバーウルブスを122―111（前半75―55）で退けて6連勝。今季成績を45勝30敗として、7試合を残した段階で2季ぶりのプレーオフ進出を決めた。

　クリッパーズではダニロ・ガリナリ（30）が25得点、10リバウンドを稼げば、ベンチから出たガードのルー・ウィリアムス（32）も20得点をマーク。リーグ2位の成功率（38・4％）を誇る3点シュートを32本中16本決めて勝利を収めた。　

　すでにプレーオフ進出の可能性が消滅しているティンバーウルブスは33勝41敗。センターのカールアンソニー・タウンズ（23）が24得点、13リバウンドを記録したが、ここ7戦で6敗目を喫した。

　マジックはプレーオフ最後の切符を争っているヒートを敵地マイアミで104―99（前半42―51）で下し、8年ぶりの6連勝。今季成績を37勝38敗として、ヒートと入れ替わって東地区全体で9位からプレーオフ圏内の8位に順位を上げた。

　ヒートは36勝38敗で残り8試合となった段階でマジックに0・5ゲーム差。10位ホーネッツとも1ゲーム差しかなく、2季連続のプレーオフ進出に赤信号が点灯した。

　今季のマジック戦は1勝3敗と負け越しており、同率ならばマジックが上位。今季限りでの引退を表明しているドウェイン・ウェイド（37）は22得点、7リバウンド、7アシストと奮闘したが、最後のシーズンは窮地に追い込まれている。

　なおヒートが敗れたために東地区全体5位、セルティクスのプレーオフ進出も確定。西地区全体2位のナゲッツはピストンズに勝ち、同1位ウォリアーズとのゲーム差はなくなった。

　＜その他の結果＞

＊バックス（56勝19敗）108―94ロケッツ（47勝28敗）
＊ホーネッツ（35勝39敗）125―116スパーズ（43勝32敗）
セルティクス（44勝31敗）116―106＊キャバリアーズ（19勝56敗）
＊ラプターズ（52勝23敗）112―103ブルズ（21勝54敗）
ホークス（27勝48敗）130―120＊ペリカンズ（31勝45敗）
キングス（37勝37敗）125―121＊マーベリクス（29勝45敗）
＊ナゲッツ（50勝23敗）95―92ピストンズ（37勝37敗）
＊レイカーズ（33勝41敗）124―106ウィザーズ（30勝45敗）

　＊はホームチーム

　＜プレーオフ進出確定チーム＞

　▼東地区＝（1）バックス、（2）ラプターズ、（3）76ers、（4）ペイサーズ、（5）セルティクス
　▼西地区＝（1）ウォリアーズ、（2）ナゲッツ、（3）トレイルブレイザーズ、（4）ロケッツ、（5）クリッパーズ

　＊数字は25日現在の地区全体順位。プレーオフには東西両地区各8チームが進出