黄金世代・吉川桃 ミラクルショットで初優勝「これで自信ついた」

[ 2019年3月27日 20:01 ]

女子ゴルフステップアップツアー  ラシンク×リシュリュRKBレディース最終日 ( 2019年3月27日    福岡県糸島市 ザ・クイーンズヒルGC=6487ヤード、パー72 )

ステップアップツアー初優勝の吉川はホールアウト後に祝福されて笑顔
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 日本プロゴルフ協会元会長の松井功氏の秘蔵っ子、吉川桃(20=烏山城CC)が73の通算1ンダーで回り初優勝した。最終日は2位に1打差をつけ首位でスタートしたが、13、15番でボギーを叩き、通算イーブンパーでアマチュアの佐渡山理莉に並ばれる。勝負どころの16番パー3では、第1打をグリーン奥のバンカーに入れピンチを迎えた。しかし、ここでミラクルショットが飛び出した。「下りのフックラインで、16ヤードのところに落とそうとイメージして打った」。58度のウエッジで放たれたボールはグリーンを転がりそのままカップの中へ。「まさか入るとは思っていませんでした。あの1打は大きかった。普段はバンカーの練習もあまりしませんし、イメージトレーニングの方が多いくらい。あれで楽になれました」と笑顔で振り返った。

 起死回生の一打で息を吹き返すと続く17番をパーで収め、最終18番では1メートルのパーパットをねじ込み2位に2打差をつけて逃げ切った。

 「体力面も技術面もまだまだ足りないですけど、この優勝で自信もつきました」

 勝みなみや新垣比菜、原英莉花らと同学年の黄金世代。昨季はレギュラーツアーで25試合を戦ったが、結果を残せず13試合で予選落ち。賞金ランクも95位に終わった。「私はプロアマにも出場していないのに、試合だけで疲れてしまい、ラウンドが終わった後の練習がとてもできなかった」と他の選手に比べ体力不足を痛感。その反省から、今オフは水泳やランニングなどのトレーニングで体力強化を図ってきた。松井元会長も「よく練習していたよ」と認める地道な努力がステップツアー開幕戦で花開いた。

 今回の優勝でレギュラーツアーの「ほけんの窓口レディース」(5月17日開幕、福岡CC和白C)の出場資格も得た。「(レギュラーで)どれくらいできるか試してみたいです。その経験を、またステップに生かして向上していければ」と話すもう1人の黄金世代のヒロイン。今季の活躍に注目だ。

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