川内、MGCより世界選手権「やる気がある人が代表になった方がいい!」

[ 2019年3月11日 05:30 ]

スポニチ後援 びわ湖毎日マラソン ( 2019年3月10日    皇子山陸上競技場発着 )

8位でゴールした川内
Photo By 共同

 4月にプロ転向する川内優輝(32=埼玉県庁)が、公務員ラストマラソンで激走した。2時間9分21秒で日本人2番手の8位に入り、世界選手権(9月27日開幕、カタール・ドーハ)代表を確実にした。20年東京五輪代表選考会となるグランドチャンピオンシップ(MGC、9月15日)には出場せず、4度目の大舞台で表彰台を狙う。

 遠のく先頭集団を見つめながら、川内は心の中で唱えていた。「ドーハ、ドーハ、ドーハ、ドーハ、ドーハ!」。30キロで遅れたものの、真骨頂の粘りを発揮。右ふくらはぎのけいれんにも耐え、1年8カ月ぶりの“サブ10”となる2時間9分21秒でフィニッシュ。公務員として最後の42・195キロで、今季の最大目標・世界選手権への道を切り開いた。

 世界選手権は川内を含め、MGCの出場権を持つ18人が選考対象。日本陸連は対象選手に、世界選手権とMGCのどちらに出るかのヒアリングを行う。大半はMGC出場を選ぶとみられ、川内の世界切符は確実だ。「ドーハにやる気がある人が代表になった方がいい!代表になったらMGCには出ずに、国のために走りますよ!」。独自の考えを持つ川内にとって、五輪は最大の目標ではない。

 17年世界選手権では3秒差で入賞を逃す9位。当時の悔しさが、プロ転向の決め手だった。仕事を辞め、競技に専念した時、自分はどうなるのか。これまではできなかった月間1000キロの走り込みや1カ月の長期合宿など、秋に向けてのプランも練っている。「ドーハでは8位入賞、そしてメダルを狙って頑張りたい!」。4月からはプロとして、これまで以上に熱い走りを披露する。

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