34歳誕生日の白鵬 東京五輪まで現役続行に意欲「そのために今年1年が大事になってくる」

[ 2019年3月11日 19:59 ]

大相撲春場所2日目 ( 2019年3月11日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所2日目>遠藤(右)を押し出しで破った白鵬    (撮影・成瀬 徹)
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 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が遠藤を押し出し連勝した。

 3月11日は34回目の誕生日。同時に8年前に東日本大震災が起きた特別な一日だった。

 震災後は被災地の岩手県山田町を訪れ土俵入りを行った。「今でも東北には行っていますし、誕生日にかかわらず、一生懸命やったことを見せられ、被災地の方々に勇気を与えられたのかなと思います。宿命というか、やらなきゃいけないことを感じます」

 34歳となり、最近はケガも多くなってきた。それでも「32までは(体の変化を)感じていた。32からはケガとの付き合い方になじんできたと感じることもありますね」と話した。

 幕内では36歳の嘉風、35歳の琴奨菊、松鳳山、豊ノ島に次ぐ年長。「みなさん私を若手扱いしますけど幕内で一番の兄弟子です。みんなに若いといわれるけど(自分も)おじさんとは思っていない」と笑う。

 目標は来年の20年東京五輪までの現役続行。五輪セレモニーでの横綱土俵入りを熱望しており、それを実現することが大きなモチベーションになっている。「そのためには今年1年が大事になる」と意欲満々だった。

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