川内優輝「サブ10」で日本人2位!世界選手権見えた

[ 2019年3月10日 14:42 ]

びわ湖毎日マラソン ( 2019年3月10日    滋賀・皇子山陸上競技場発着 )

8位でゴールした川内優輝
Photo By 共同

 4月にプロ転向する川内優輝(埼玉県庁)が、2時間9分21秒で日本人2番手の8位に入り、世界選手権(9月27日開幕、カタール・ドーハ)の代表入りに大きく前進した。

 「サブ10をやっておかないと、気持ち良くプロに行けない」。大会前の意気込み通り、17年7月のゴールドコースト以来、1年8カ月ぶりに2時間10分切りを果たした。

 「“もう落ち目だ”って言われるのもしゃくですからね」と闘志を高めていた公務員ラストフルマラソンで、32歳が魂の激走を披露。30キロで集団から遅れたが、顔をしかめ目を見開いて懸命に前を追った。39・5キロで河合代二(トーエネック)をかわし、山本憲二(マツダ)に次ぐ日本人2番手でフィニッシュ。レース後「目標通り。負けても仕方ないです!夏以降、しっかりやりますんで」と話した。

 20年東京五輪の代表選考会となるグランドチャンピオンシップ(MGC、9月15日)の出場権を既に保持しているが、日本陸連は世界選手権とのW出場を認めない方針。川内は世界選手権代表に選ばれた場合はMGCに参戦せず、世界と戦う準備を進める。プロに転向することで勤務時間の制約がなくなり、これまで以上にトレーニングやケアに時間を割くことが可能に。今夏には北海道・釧路で自身初めてとなる約1カ月の長期合宿も計画している。「プロ生活が楽しみすぎる。高校の時、ケガでボロボロで大学に行けば人生が変わるんじゃないかという思いがあった。その時の感覚に近い。プロになったら、もう一皮むけるんじゃないかって」と明るい未来を見据えた。

 24日は地元の久喜マラソンに出場。16年はスーツ姿、昨年はパンダの着ぐるみで駆けた。今年も仮装ランでファンを楽しませて公務員に別れを告げると、4月15日にはプロ初戦として連覇が懸かるボストン・マラソンに出場する。そして、世界選手権へ。公務員ランナーという肩書きに別れを告げ、新たなステージでも全力疾走する。

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