ロンドン銀“フジカキ”ペアが有終の美 再春館製薬所がS/Jリーグ制覇「最高の1日」

[ 2019年2月17日 15:12 ]

バドミントンS/JリーグTOP4決勝 ( 2019年2月17日    埼玉・サイデン化学アリーナ )

バドミントンS/Jリーグを優勝し、取材を受ける再春館製薬所の(左から)藤井、垣岩
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 女子決勝が行われ、女子は再春館製薬所が2―1で日本ユニシスを下し、2季ぶりの優勝を果たした。今季限りでの引退を表明している同所属の女子ダブルス12年ロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希(30)、垣岩令佳(29)の“フジカキ”ペアはこの日が現役最終日となった。

 藤井は小野菜保(21)と第1試合のダブルスに出場したが、日本ユニシスの16年リオ五輪金メダルの高橋礼華(28)、松友美佐紀(27)の“タカマツ”ペアに0―2で敗戦。来季から再春館製薬所のコーチに就任する垣岩はコートサイドから戦況を見守った。

 2―1での優勝が決まり、チームメートから3度の胴上げで祝福された2人。藤井は「25年の現役生活を終えますが、後輩のおかげで最高の1日になりました。悔いなく満足のいく現役生活を送れました」と笑顔。垣岩は「23年間、たくさんの方々に支えてもらいました。優勝で終わることができて、本当に幸せなバドミントン生活でした」と語り、コーチ就任の抱負としては「ナメられないように厳しくやっていこうと思います」と引き締めていた。

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2019年2月17日のニュース