NTT東日本 男子決勝進出、桃田がけん引 17日決勝

[ 2019年2月17日 05:30 ]

バドミントン S/Jリーグプレーオフ ( 2019年2月16日    埼玉・サイデン化学アリーナ )

S/Jリーグ男子準決勝で日立情報通信エンジニアリングに勝利したNTT東日本の桃田
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 男女準決勝が行われ男子はNTT東日本が2―0で日立情報通信エンジニアリングを下した。シングルスで桃田賢斗(24)が丸尾亮太郎(27)に2―0で完勝し、チームをけん引。17日の決勝でトナミ運輸と対戦する。女子は日本ユニシスと再春館製薬所が決勝に駒を進めた。

 思い出の地で桃田が躍動した。違法賭博問題による無期限の出場停止処分からの復帰戦だった、17年5月の日本ランキングサーキット大会と同じ会場。「懐かしいなと思った」。当時はゼロからの再出発だったが、今は世界1位に君臨する。丸尾を一蹴した24歳は「スピードを課題にして攻めきることができた」と納得の表情。前身の日本リーグ時代を含め4季ぶりの頂点へ「意地でも勝ちにいく」と闘志を高めた。

 ≪日本ユニシス、タカマツ快勝≫“タカマツ”が女子決勝進出に貢献した。日本ユニシスはダブルスで高橋礼・松友組が、北都銀行の永原・松本組に2―0ストレート勝ち。高橋礼は「レシーブから崩れることなく攻撃につなげられた」と振り返った。昨年12月のワールドツアー・ファイナルを制し、今年も1月のインドネシア・マスターズ優勝。それでも「凄くいい状態というわけではない」と松友。17日の決勝で連覇を決め、さらに調子を上げる。

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2019年2月17日のニュース