敏京 絶好3差2位、後半は不満も米ツアー4勝目見えた

[ 2019年2月17日 05:30 ]

米女子、オーストラリア女子ゴルフツアー共催ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン第3日 ( 2019年2月16日    オーストラリア ザ・グランジGC=6638ヤード、パー72 )

オーストラリア女子オープン第3日 ホールアウトし、コルダ(手前)と健闘をたたえ合う野村
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 3位から出た野村敏京(26=Q CELLS)が4バーディー、2ボギーの70と伸ばし、通算9アンダーで2位に浮上した。67をマークしたネリー・コルダ(20=米国)が通算12アンダーで首位。横峯さくら(33=エプソン)は通算1オーバーで50位、上原彩子(35=モスバーガー)は通算3オーバーで62位だった。

 3差2位と絶好の位置につけたというのに、野村の表情はさえなかった。神がかった前半とは対照的に、後半はもどかしいショットが続いて停滞。同組のN・コルダに突き放され、「全体的には良かったけど、後半は…」と悔しがった。

 2番では14メートル、5番でも10メートルを決めるなどパットが好調だった。単独トップで折り返しながら、後半はやや失速。パー5の10、13番でミスが出るなど伸ばし損ね、16番ではバンカーショットをグリーンと反対のバンカーに入れ、ボギー。「もったいない」と嘆いた。

 それでも、昨年8月以来の復帰戦で5位に入った前週に続き、上位争い。3年前に米ツアー初勝利を飾った大会で、米4勝目が視界に入っている。「このコースなら3打差はないに等しい。危ないホールをパーでしのいで、パー5でしっかりバーディーを取っていければ」。3年前と同じ最終日最終組で逆転に挑む。

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2019年2月17日のニュース