錦織 決勝進出ならず、バブリンカにフルセット敗退

[ 2019年2月17日 05:56 ]

ABN・AMROワールド準決勝 バブリンカと対戦した錦織(AP)
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 男子テニスのABN・AMROワールドは16日、オランダのロッテルダムで行われ、シングルス準決勝で第1シードで世界ランク7位の錦織圭(29=日清食品)が同68位のスタン・バブリンカ(33=スイス)と対戦、2―6、6―4、4―6で敗れ決勝進出はならなかった。

 バブリンカのサーブで始まった第1セット。錦織が第2ゲームでブレークを許すと、第4ゲームでも再度ブレークされ4ゲーム連続で失った。第5ゲームで錦織がブレークを返し、次のゲームをキープしたが、バブリンカに第7、8ゲームを連取され押し切られた。

 第2セットは逆に錦織がいきなりブレークして4ゲームを連取、一気にリードしたが、バブリンカも3ゲームを返して追い上げる展開。この後錦織がサービスゲームを確実にキープして6―4で取り、ファイナルセットに持ち込んだ。

 最終セットは、双方がサービスゲームをキープ。バブリンカが5―4で迎えた第10ゲームをブレークして勝負を決めた。

 錦織は今季開幕戦のブリスベン国際で約3年ぶりのツアー優勝。4大大会第1戦の全豪オープンでは準々決勝で無念の途中棄権となったが、今大会は復調し準決勝まで勝ち進んだ。

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