夢の“陵侑ハウス”販売へ！伝統のジャンプ週間完全優勝を記念

ジャンプ週間の優勝トロフィーを手に笑顔の小林陵
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　ノルディックスキーのＷ杯ジャンプ男子で今季９勝を挙げ、ジャンプ週間では史上３人目の４戦全勝を飾った小林陵侑（２２＝土屋ホーム）が２４日、札幌市内で会見した。所属先の住宅メーカー、土屋ホームは快挙を記念し、「陵侑モデル」の住宅を３月末に販売するプランを発表した。小林陵は２５日予選、２６、２７日に本戦のＷ杯札幌大会（札幌・大倉山）に出場する。

　伝統のジャンプ週間で完全優勝を果たした小林陵の偉業を記念し、本人のアイデアを盛り込んだ「陵侑モデル」が誕生する。会見前に仰天プランを知らされた小林陵は「これから考えるのが楽しみ。靴や服の収納スペースがあればいいと思う」と乗り気。私服に強いこだわりを持つ２２歳のおしゃれ番長がジャンプ同様に意欲満々だ。

　すでに同社では１４年ソチ五輪で２つのメダルを獲得した葛西紀明兼任監督（４６）がプロデュースした「レジェンドモデル」を発表。昨秋には葛西兼任監督が新居を建て、訪れた小林陵は「葛西さんの家はヤバい。広すぎて参考にならない。自分もサウナは欲しいけど…」と“陵侑御殿”の夢を描く。

　今回の「陵侑モデル」は２０〜３０代の若い層がターゲット。同社では２月からホームページで理想の家づくりの意見を募集し、価格は２０００万円前後を予定。小林陵が日本人初のＷ杯総合優勝を飾れば、それを記念する形でシーズン終了後の３月末からの販売を目指す。その前に、まずはＷ杯札幌大会で「ビッグジャンプを見せたい」と意気込んだ。