大坂快進撃!日本テニス強化本部長 逆に「まだ2位かって感じ」

[ 2019年1月25日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第11日 ( 2019年1月24日    オーストラリア・メルボルンパーク )

全豪OP女子シングルス決勝に進出した大坂(AP)
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 今大会の大坂は日本テニス史を塗り替え続けている。決勝を前に世界ランク2位以上を確定させたが、1年間の成績をコンピューターで換算する現行制度になった70年代中盤以降で3位以内は初。テニス協会によると、識者が順位を付けた現行制度前では33年に男子で佐藤次郎が3位を記録しているが、それも上回った。4大大会に初出場した16年全豪から、わずか3年。グランドスラムで2大会連続の決勝進出は日本人初の快挙で、過去には2連続4強もなかった。

 昨年の全豪前の世界ランクは72位。優勝した昨年の全米後に初の1桁順位となり、一気に頂点に迫った。日本協会の土橋登志久強化本部長(52)は快挙を称えつつも、逆に「まだ2位かっていうくらいにしか感じない。それくらい強さを感じる」と強調。「ランキングは勝手についてくる。ランキングよりも決勝の試合の方が大事」とした上で「獲れるなら(世界ランク)1位を獲りましょう」と声を張り上げた。

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2019年1月25日のニュース