貴景勝 白鵬から初白星 混戦V争い 八角理事長「3敗まである」

[ 2019年1月25日 19:49 ]

大相撲初場所13日目 ( 2019年1月25日    両国国技館 )

<大相撲初場所13日目>白鵬(右)を突き落としで破った貴景勝(撮影・郡司 修)
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 貴景勝が2敗の白鵬を引きずりおろし、3敗を守った。優勝争いは2敗の玉鷲が単独トップに立ち、白鵬と貴景勝が続いている。

 貴景勝は立ち合いで正面から当たり、まわしを欲しがって前のめりになる横綱にもろ手突きで応戦。右のど輪で押して上体を起こし、左にズレながら相手の後ろ肩から突き落とした。

 役員室で観戦した八角理事長(元横綱・北勝海)は「(貴景勝が)まわしを許さなかった。白鵬は引っ張り込みたかった。(この1勝は)大きいね。先場所優勝した自信がある」と感心したように話した。

 横綱の終盤の失速で混戦ムードとなった優勝争い。「3敗まである気がする。玉鷲はあした(14日目)からプレッシャーになる」と予想した。また、白鵬を倒したことで一歩前進した貴景勝の大関獲りについては「(それは)審判部」とコメントを控えた。土俵下で見守った錦戸審判部副部長(元関脇・水戸泉)は「(大関昇進は)終わってみないと分からない。一つ一つの積み重ね」と話した。

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2019年1月25日のニュース