【大坂進撃の秘密】オフに減量&フットワーク強化 徹底した自己管理

[ 2019年1月25日 05:30 ]

テニス 全豪オープン第11日 ( 2019年1月24日    オーストラリア・メルボルンパーク )

得点を決めてド派手にガッツポーズする大坂(AP)
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 昨季、全米オープンを初制覇した大坂だが、ライバルに研究されることを見越し、オフに減量とフットワーク強化に腐心した。

 元世界ランキング1位のプリスコバをねじ伏せた一戦では、トレーニング担当のアブドゥル・シラー氏と目指す「コート上のスプリンター」を体現した。素早く動いていい体勢で厳しいショットを浴びせ続け、ノータッチの決定打が相手の2倍以上の56本。「オフのトレーニング(の効果)を実感できた」と誇った。

 シーズン開幕時から「今季、私は長い試合をたぶん(多く)やる」と認識していた。強打を生かして短い時間でポイントを取る持ち味を封じるため、対戦相手がストローク戦を仕掛けてくることは分かっていた。それに対応するため、足腰の強さと俊敏性が必要だった。

 17年シーズン後に体重を7キロ減らしたが、18年シーズン後に3キロ減量。糖質を制限し、スイーツを食べない。そんな徹底した自己管理が快進撃につながっている。

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2019年1月25日のニュース