沢松奈生子さん、大坂の驚異のスキルを解説「25秒間でメンタルも体力も立て直している」

[ 2019年1月25日 08:09 ]

沢松奈生子さん
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 元プロ女子テニス選手で自己最高世界ランキング14位の沢松奈生子さん(45)が25日、TBS「あさチャン!」(月〜金曜前5・25)に生出演。テニスの全豪オープン女子シングルス準決勝で勝利し、日本勢で初の決勝進出を決めた大坂なおみ(21=日清食品)について「25秒間でメンタルも体力面も立て直している」と解説した。

 第4シードの大坂は24日の準決勝で、第7シードのカロリナ・プリスコバ(26=チェコ)に6―2、4―6、6―4で勝利。昨年の全米に続く4大大会連覇に王手をかけ、28日に発表される世界ランクで2位以内が確定した。

 沢松さんは、ポイントが終わってから次のポイントまでの25秒間の使い方が大切だといい「ミスをひきずってはいけないが、(大坂は)今回、怒ってもクルっと後ろを向いて気持ちを立て直している」と評価。テニス選手は、25秒間で180まで上がった脈拍を90台まで戻すトレーニングを積んでいるといい「大坂選手は今回、25秒間でメンタルも体力的にも立て直すことができているのが強み」と話した。

 決勝は26日午後7時半(日本時間午後5時半)開始で、世界ランク1位の座を懸けて第8シードのペトラ・クビトバ(28=チェコ)と初めて対戦する。クビトバは左利きで、沢松さんは「左利きの選手のサーブは、(大坂の)バックハンド側に曲がってくる。(大坂のバックハンドは)両手(打ち)でリーチが短いので、距離感が難しい。左利きの練習をするのが大切」と強調していた。

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2019年1月25日のニュース