杉山愛さん、決勝に臨む大坂に「先に攻めて自分の形に」

[ 2019年1月25日 09:03 ]

杉山愛さん
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 元プロ女子テニス選手で元ダブルス世界ランク1位の杉山愛さん(43)が25日、日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」(月〜金曜前5・50)に生出演。テニスの全豪オープン女子シングルス準決勝で勝利し、日本勢で初の決勝進出を決めた大坂なおみ(21=日清食品)に「決勝は、先に攻めて自分の形に」とアドバイスを送った。

 第4シードの大坂は24日の準決勝で、第7シードのカロリナ・プリスコバ(26=チェコ)に6―2、4―6、6―4で勝利。昨年の全米に続く4大大会連覇に王手をかけ、28日に発表される世界ランクで2位以内が確定した。26日午後7時半(日本時間午後5時半)開始の決勝で、世界ランク1位の座を懸けて第8シードのペトラ・クビトバ(28=チェコ)と初めて対戦する。

 杉山さんは、クビトバについて「今大会、1番ノッている選手。勝ち上がり方を見てもすべてストレート勝ち。内容を見ても本当に充実しているし1番の強敵」と指摘。左利きでサーブがいいといい、「左利きの選手と対戦する回数が少ないのでやりにくさがあると思う。サーブの回転が右利きと左利きでは逆になるので対応は難しい」と話した。その上で、大坂はフォア、バックとも強打できるのが強みだとし、「決勝は、攻撃的なクビトバ選手相手にも先に攻めて自分の形にもっていければ勝てる」と話していた。

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2019年1月25日のニュース