早田ひな、自己最高4強も「30%うれしいが、70%は悔しい」“みなひな対決”で苦杯

[ 2019年1月20日 11:28 ]

卓球全日本選手権最終日 女子シングルス準決勝   伊藤美誠4-0早田ひな ( 2019年1月20日    大阪・丸善インテックアリーナ大阪 )

<全日本卓球 女子シングルス準決勝>伊藤美誠(奥)に敗れて肩を落とす早田ひな(撮影・北條 貴史)
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 卓球の全日本選手権最終日は20日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で女子シングルス準決勝が行われ、同ダブルス優勝の早田ひな(日本生命)は伊藤美誠(スターツ)と対戦し、0―4のストレートで敗れた。全日本での4強は自己最高だが「30%うれしいが、あとの70%は悔しいです」と話した。

 盟友伊藤との準決勝に敗れた早田は「20%くらいしか自分の良さを出させてもらえなかった。全日本は勢いだけじゃ勝てなかった」と悔しさをにじませた。ダブルス制覇の勢いで一気に頂点をうかがったが伊藤のレシーブ力の前に持ち味の両ハンドドライブが封じられた。「サービスエースかラリーでしのぐしかなかった」と完敗を認めた。

 昨年1年間はは全日本シングルス16強からスタート。故障やTリーグ参戦なども経験し、終盤にはグランドファイナル女子ダブルスで優勝するなど尻上がりに調子を上げていた。「いつもは前半悪くて後半に上がっていた。今年は4強で良いスタートが切れたと思うが優勝は逃したので悔しさを練習にぶつけたい」と前を向いていた。

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