女子初馬術代表 井上喜久子さん死去 93歳心不全

[ 2019年1月17日 05:30 ]

井上喜久子さん
Photo By 共同

 1964年東京五輪で日本女子初の馬術代表になるなど3度の五輪に出場した井上喜久子(いのうえ・きくこ)さんが昨年2月16日、急性心不全のため東京都目黒区の自宅で死去した。93歳。

 東京都出身。馬場馬術で長く活躍し、39歳で出た東京五輪は個人16位、団体6位。72年ミュンヘン五輪の後、88年ソウル五輪では女優の吉永小百合らが異例の個人後援会をつくって、高額な馬購入費などを支援した。63歳での出場は現在も日本女子の最高齢記録。

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2019年1月17日のニュース