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【吉田沙保里さん引退会見 全文(3)】ヤワラちゃんに憧れも…政界進出は「全くございません」

[ 2019年1月10日 17:50 ]

引退会見で現役時代を回想する吉田沙保里さん(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 レスリング女子で五輪3連覇を達成し、8日に現役引退を表明した吉田沙保里さん(36=至学館大職)が10日、都内で引退会見を行った。吉田さんは「レスリングはすべてやり尽くしたという思いが強い」と引退を決断した理由を語った。

 会見での一問一答は以下の通り。

――長く現役生活を続ける上で、レスリング以外で最も刺激を受けたアスリートは?

「谷亮子選手にあこがれて、中1、中2くらいから私も五輪に出て金メダルを獲りたいという夢を持ち、そこからずっと正式種目にもなっていないのに五輪に出たいという思いを持っていました。大学1年の時に04年のアテネ五輪から女子レスリングが正式採用って決まりまして、出るために必死になってました。あこがれの選手は、ヤワラちゃんだけかなっていう感じです。アテネ五輪で初めて谷亮子選手とお会いすることができて金メダルを手に取って見せてもらった瞬間にうれしくて…」

――その時にどんな会話をした?

「谷選手は初日に金メダルを獲られたので、私が選手村の部屋に押しかけていって、その時に金メダルを見せてもらって写真も一緒に撮ったんですけど、『ずっとあこがれて五輪目指して頑張ってきました。ここで会えてうれしかったです』って言葉をかけたら、『話で聞いたことあるよ』って言ってくれて、金メダルをみせてくれて、それがパワーに変わって背中を押してくれた気がします」

――今年、参議院選挙があり、各政党から出馬要請される可能性が高いといわれている。政治に関心は?要請があったらどうする?

「私は全くございません。(要請があった場合)お断りします」

――栄元監督はどんな存在だったか?引退を決めた時(栄氏に)報告したか?

「3歳から高校まで父親に育てられ、大学に入ると同時に栄監督に出会いました。ここまで世界で戦え、世界で活躍できる選手に育ててくれたのは栄監督だと思っています。情熱ある指導者で自分の時間をさいてまで選手を一番に考えてくれる指導者なので、感謝の気持ちでいっぱいですし、ここまで育ててくれてありがとうございましたっていう強い思いがあります。引退すると決めた時に、監督に言った時には、『そうか』ということで、『ご苦労さん』って言葉をかけていただきましたし、その言葉を言ったと同時に、『俺が泣きそうだよ』って、涙もろいところもあるので、そういったこともありましたけれども本当にここまで育てていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」

――引退表明のツイートに17個のメダルが写った写真があった。最も印象に残っているのは?

「難しいですね。どれも印象に残っている。最後のリオ五輪では、負けた人の気持ち分かった。それまでは、勝ててよかったという気持ちしかなかった。リオ五輪で初めて2番目の表彰台に上った時に、あっ負けた人ってこういう気持ちだったんだなってことを感じましたし、こうやって戦う仲間がいたから私は頑張ってこれたんだってことも知ることができた。リオ五輪の銀メダルが成長させてくれたんじゃないかと思い出に残っています」

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