吉田沙保里さんの母・幸代さん “霊長類最強”に当初は「ええ〜!」 現在では感謝

[ 2019年1月10日 15:13 ]

リオ五輪で銀メダルの沙保里さん(手前)をねぎらう母・幸代さん
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 レスリング女子で五輪3連覇を達成し、8日に現役引退を表明した吉田沙保里さん(36=至学館大職)が10日、都内で会見を開いた。

 吉田さんは「私、吉田沙保里はこの度33年のレスリング選手生活に区切りをつけさせていただきます」と引退を報告。「自国で開催される東京五輪に出場したいという思い、リオ五輪で銀メダルに終わってしまい、金メダルを目指して頑張ってほしいという応援に支えられながら悩みながら日々を過ごしてきました。若い選手が世界の舞台で活躍する姿を多く見るようになり、レスリング界を引っ張ってもらいたいという思い、レスリングはもうすべてやり尽くしたという思いが強く、引退することを決断致しました」と語った。

 沙保里さんの母・幸代さんは会見後に取材に応じ、霊長類最強というニックネームについて「どなたが付けたのか(笑)。霊長類最強、イコール、ゴリラみたいな感じで。一応、女性ですし、親としては『ええ〜!』という感じだったけど、カレリンさんに匹敵するくらい強いと考えられているということなのので、あとで考えたら感謝かな」と感謝した。

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2019年1月10日のニュース