丸山茂樹 今平マスターズ出場に「イチオシの選手 マネジメントさえしっかりできればうまくいく」

[ 2019年1月10日 18:53 ]

丸山茂樹
Photo By スポニチ

 9月21日に50歳となり、日米シニアツアーの出場資格を得る男子ゴルフの丸山茂樹(49=セガサミーホールディングス)が10日、成田空港から米国に向け出発した。3月中頃まで西海岸の自宅を拠点に練習を重ねシニアデビューに備える。

 「2カ月、ゴルフ中心の生活をしたい。指(左手親指付け根)が駄目になって、昔の自分と(同じように)思ってやるとエライ目に遭う」

 17年に手術を受け、指に負担がかからないベースボールグリップを取り入れたが、もちろん以前と同じようにプレーできるわけではない。亀の歩みのように、少し進んでは立ち止まる日々がらせん階段を上がるように続く。それでも「一生懸命頑張る姿を(ゴルフファンに)見せないといけない。頑張れるだけ頑張ろうと思っている」と決意を語る。

 既に日米両ツアーの出場エントリーも済ませている。誕生日の週には公式戦の日本シニアオープンがあるが「まだ9カ月も先の話なので」とデビュー戦をどうするかは調整具合を見極めながらじっくり決断する考えだ。

 また、マスターズ出場が決まった賞金王の今平周吾についても言及。「ショットのパフォーマンスは凄いものを持っている。マネジメントさえしっかりできればうまくいく」と期待を寄せた。米ツアー3勝を挙げた実力者の言葉だけに重みがある。「(今平は)ドローヒッターですし。(オーガスタナショナルGCは)なんだかんだいってもドローヒッターの方がアドレスしやすい。あとは細かいところ。アプローチ、パットですね。頑張ってもらいたい。イチオシの選手です」とエールを送っていた。

続きを表示

2019年1月10日のニュース