稀勢の里 進退懸け初場所に出場 稽古後に明言「思い通りに近づいてきている」

[ 2019年1月10日 12:54 ]

すり足などの基本運動で調整した稀勢の里
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 大相撲の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が進退を懸け、初場所(13初日、両国国技館)に出場することが10日、正式決定した。東京都江戸川区の同部屋で朝稽古を終えた後、「ここまで非常にいい稽古ができたし、思い通り(の状態)に近づいてきている。あとはそのまま場所に臨むだけ」と明言した。

 稀勢の里は新横綱で優勝した17年春場所で負った左大胸筋などの負傷の影響で、同年夏場所から昨年名古屋場所まで8場所連続休場となった。昨年秋場所では皆勤して10勝を挙げたが、昨年九州場所では横綱として87年ぶりに初日から4連敗(不戦敗を除く)を喫し、右膝を痛めて5日目から休場。在位11場所で9度目の休場となり、場所後の横綱審議委員会からは奮起を促す「激励」が史上初めて決議されていた。

 この日の稀勢の里は、四股、すり足などの基本運動で終えた。昨年12月25日の番付発表後、関取相手に相撲を取る稽古をしたのは8日間だけだが「人とやる稽古もあるし、自分と向き合う稽古もある。稽古はいろいろある」と言うように、番数にこだわるのではなく、体づくりを含めた自分のイメージした稽古を貫いてきた。初場所に向けては「一日一日、しっかりと集中してやっていければいい」と話した。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「本人の気持ちは前向きになっている。体もしっかり動いている」と心身共に充実してきているとみている。「自信を持って自分の相撲を取り切れば、結果はついてくる。受けないで攻めることが大事」と期待した。

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