【箱根駅伝3区】青学大 ケガで2区回避の主将・森田が意地の区間新記録!7人抜きで首位に

[ 2019年1月2日 11:11 ]

<2019箱根駅伝往路・戸塚中継所>3区、青学大・梶谷(右)からたすきを受ける森田(撮影・会津 智海)
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 第95回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われる。3区は戸塚中継所から平塚中継所までの21・4キロ。歴代2位タイとなる箱根5連覇と学生3大駅伝3冠の“ダブル偉業”を狙う王者・青学大のエース・森田歩希(4年)が7人抜きの快走で首位に躍り出た。

 3区では、5秒遅れの2位でスタートした東洋大の吉川洋次(2年)が首位を奪い返し単独トップをひた走った。20キロ地点で森田が吉川に並ぶと、残り1キロで首位交代した。森田のタイムは1時間1分26秒で、2012年のオンディバ・コスマス(山梨学院大)が記録した1時間1分38秒を上回る区間新記録となった。

 エースで主将の森田は11月下旬の朝練習後、股関節付近に違和感を覚え、12月の強化練習をほとんどできず、昨年区間賞を獲得した2区を回避。代役として2区を任された梶谷瑠哉(4年)から8位でたすきを受け取ったが、意地の走りで首位までチームを押し上げた。

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2019年1月2日のニュース