メイジが逆転勝ちで2季連続の決勝進出 ラグビー全国大学選手権準決勝

[ 2019年1月2日 14:15 ]

ラグビー全国大学選手権準決勝 ( 2019年1月2日    東京・秩父宮ラグビー場 )

 第1試合は関東大学対抗戦3位の明大が同1位の早大を31―27で破り、2季連続の決勝進出を決めた。12日の決勝では第2試合の帝京大―天理大戦の勝者と対戦し、1996年度以来の大学日本一を目指す。

 明大のキックオフで始まった試合は、意外な形で最初のトライが生まれた。蹴り合いの中、明大のFB山沢(2年)のキックを早大のFB河瀬(1年)がチャージし、こぼれ球を自らインゴールで抑えてトライ。開始わずか47秒での先取点となった。

 両校ともにPGで3点ずつを挙げて迎えた前半22分、今度は明大がWTB高橋のビッグゲインで相手陣に進入すると、その後は右へと展開し、最後はWTB山崎(3年)がトライ。ゴールも決まって10―10の同点とした。

 35分にPGで3点のリードを再び許した明大は、その1分後にターンオーバーから速攻し、CTB射場(3年)が力強く5人を振り切って逆転トライ。ゴールも決まり、17―13とリードして折り返した。

 後半も両校激しい攻防を繰り広げる中、早大は明大陣内に入って30次以上の連続攻撃を仕掛けたが、明大は必死のディフェンスでターンオーバーに成功。カウンター攻撃で敵陣インゴールに迫ってペナルティーを得ると、スクラム選択をしてラックの連取から、最後はフッカー武井(3年)が飛び込みトライ。リードを11点に広げた。

 3分後に1トライを返された明大だが、後半33分にFW中心の連続攻撃からNo・8坂(3年)が中央にトライ。4分後に再びトライを許したが、最後の早大の攻撃に耐えて4点差を守り切った。

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2019年1月2日のニュース