【箱根駅伝】5区は区間新3人のハイレベル 「新・山の神」浦野で伏兵・国学院大急浮上

[ 2019年1月2日 16:19 ]

往路3位でゴールする国学院大5区・浦野雄平(撮影・荻原 浩人)
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 第95回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われ、5区で国学院大の浦野雄平(3年)が区間新記録の激走でチームを3位に押し上げた。

 5区は小田原中継所から箱根・芦ノ湖までの20・8キロ。標高差約800メートルを駆け上がる特殊区間の一つ。上りに特化した選手が担当することが多く、これまで圧倒的な快走を見せた今井正人(順大)、柏原竜二(東洋大)、神野大地(青学大)が「山の神」と呼ばれてきた。

 6位でたすきを受けた浦野は3人抜きの快走。タイムは1時間10分54秒で、従来の区間記録を50秒も縮めた。今年は区間2位の西田壮志(東海大)、同3位の青木涼真(法大)も区間新記録のタイムで走破しており、超ハイレベルな山登りとなった。

 浦野の快走で国学院大は過去最高の往路3位。総合10位がこれまでの最高順位で、トップ東洋大と2分44秒差の3位からスタートするダークホースに3日の復路でも注目が集まる。

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