東京五輪 金狙える注目競技めじろ押し 代表選手いつ決まる?

[ 2019年1月2日 11:31 ]

張本智和
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 プレ五輪イヤーがスタート。20年東京五輪の出場権を懸けた戦いがいよいよ本格化していく。

 《卓球》20年1月の世界ランクで男女の日本人上位2人がシングルスの代表に決まる。3人目の代表は強化本部推薦で決まり、1月6日に正式に発表予定。世界ランキングは過去1年間の対象となる国際大会の上位8大会のポイントの合算で決まっており、19年1月からの成績が重要になる。

 《射撃》2月に始まるW杯で上位に入れば出場枠を得られる。男子ピストル種目で3大会連続出場中の松田知幸(神奈川県警)らが候補で、11月の世界ランキング20位以内であることが代表入りの条件。3月にW杯が始まるクレー射撃は出場枠を獲得した選手が代表に。射撃から五輪代表の第1号が生まれる可能性がある。

 《バドミントン》4月29日から20年4月26日の1年間のポイントによる世界ランキング(4月30日発表)上位者が出場権を得る。シングルス38人、ダブルス16組で、1国2人(2組)まで。2人(2組)が出場権を得るにはともにシングルス16位以内、ダブルス8位以内に入る必要がある。

 《競泳》7月の世界選手権(韓国・光州)の個人種目で金メダルを獲得した選手は代表に内定する。

 《レスリング》9月の世界選手権(カザフスタン)の五輪実施階級でメダルを獲得した選手に出場権が与えられる。4〜6位で枠を獲得した選手は12月の全日本選手権で優勝すれば代表に決まる。異なる優勝者が出た場合は出場枠獲得者との間でプレーオフを実施。

 《マラソン》9月15日に行われる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、男女代表各3人のうち2人が決まる。さらに19年冬から20年春に実施するMGCファイナルチャレンジの国内男子3大会&女子3大会で残りの男女各1枠を決める。

 《競歩》9月の世界選手権(ドーハ)の男子20キロ、同50キロ、女子20キロで3位以内に入った最上位選手は代表に内定する。

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