福士加代子 16年リオ五輪以来のフルマラソン出場 1・27大阪国際女子マラソン 

[ 2018年12月20日 17:02 ]

福士加代子
Photo By 提供写真

 来年1月27日に開催される「第38回大阪国際女子マラソン」の会見が20日、大阪市内で行われた。

 大会は来年9月に行われる2020年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を懸けたMGCシリーズ、4レースのうちのひとつ。来年秋のドーハ世界陸上の代表選考会も兼ねている。

 16年リオ五輪以来のフルマラソン復帰となる福士加代子(36=ワコール)の走りにも注目が集まりそうだ。海外勢ではメリマ・モハメド(26=バーレーン)、ボルネス・ジェプキルイ(32=ケニア)、何引麗(30=中国)らが招待された。

 会見に出席した瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、「福士加代子選手は若手の見本。調子もいいと聞いている。若手も福士選手に負けてはいけなし、相乗効果を願っている」と話した。

 昨年優勝した松田瑞生(ダイハツ)のチームメート、大森菜月(24=同)は、これが初マラソン。瀬古リーダーは「松田選手と一緒に練習して、練習では勝つこともあると聞いている。相当力が付いている。優勝候補として期待したい」と有望株として名を挙げた。

 主な国内招待選手は次の通り。田中智美(31=第一生命グループ)、小原怜(28=天満屋)、堀江美里(31=ノーリツ)、田中華絵(28=資生堂)、藤本彩夏(21=京セラ)。

 ネクストヒロイン枠では大森菜月(24=ダイハツ)、水口瞳(22=大阪学院大)らがエントリーされた。

続きを表示

2018年12月20日のニュース