白鵬 ぶつかり稽古で栃ノ心に胸出ししごく 鶴竜、豪栄道も巡業に合流

[ 2018年12月20日 15:45 ]

ぶつかり稽古で栃ノ心(手前)に胸を出した白鵬
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 大相撲の冬巡業は20日、埼玉県熊谷市で行われ、横綱・白鵬(33=宮城野部屋)がぶつかり稽古で大関・栃ノ心(30=春日野部屋)に胸を出した。栃ノ心が平幕の竜電、朝乃山、隆の勝を相手に10番取り合えた後に土俵に上がり、約5分にわたってしごいた。白鵬は今回の巡業で大関・高安にもぶつかり稽古で胸を出していた。「(巡業の最初からは)大関2人しか出ていなかった。その両方に胸を出す形になった」と大関陣の奮起を促すかのように鍛えた。

 日本相撲協会は19日の理事会で暴力問題の再発防止に向けた対策を決め、横綱が付け人などに暴力を振るった場合は引退勧告以上という厳しい処分基準となった。この決定については「3横綱がいますから、先輩横綱として引っ張っていきたいなと思う」と優勝41回を誇る第一人者は責任感を口にした。

 この日から横綱・鶴竜(33=井筒部屋)、大関・豪栄道(32=境川部屋)が巡業に合流。九州場所を右足首の負傷で全休した鶴竜は土俵下で入念に基本運動などを行ったが、取組には入らなかった。巡業を休んでいる間は再生医療のPRP療法を受け、四股を踏み始めたのは14日になってから。相撲を取る稽古の再開については「来週から取ろうとは思っている。それを目標にやっていきたい」と話した。

 力士が暴力を振るった場合の処分基準が決まったことには「はっきりした方がいい」とプラスに捉えた。その一方で、稽古場で正常な稽古や指導の範囲を明らかに逸脱したしごきなどが禁止行為とされたことについては「この世界のルールはこうなんだというのを見せないといけない」と語り、若い衆を育てるために最低限の厳しい稽古は続けていく考えを示した。

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