宇野昌磨、高橋大輔と公式練習も「周りに目をやる余裕がない」

[ 2018年12月20日 16:08 ]

<全日本フィギュアスケート選手権公式練習>本番に向け練習する高橋大輔(左)と宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 21日に開幕するフィギュアスケートの全日本選手権を前に、宇野昌磨(トヨタ自動車)が会場の東和薬品ラクタブドームでの公式練習後に取材に応じた。

 16、17年と連覇している宇野にとって今大会は3連覇が懸かる。「毎年、全日本は一番緊張感がある中で出る試合」とし、「その中でいい演技が2年間できていない。今年はいい演技を目指したい」と静かに気合を入れた。

 この日の公式練習では高橋大輔と一緒に滑ったが、現時点で特別な意識はない。「そこに意識を向けられるくらい余裕を持って試合に挑めたら。見て学ばないといけないところもたくさんあるけど、なかなか(自分が)いい演技ができていないので、周りに目をやる余裕がない」と話した。世界選手権の代表切符も争う国内最高峰の舞台。「唯一、この試合で成し遂げたいのは自分を信じること」と力を込めた。

 男子SPは22日、フリーは24日に行われる。

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