神戸製鋼・カーター、世界的司令塔の本領発揮 芸術的なキックでトライをアシスト

[ 2018年12月9日 05:30 ]

ラグビー 日本選手権兼トップリーグ 決勝トーナメント準決勝 ( 2018年12月8日    秩父宮 )

後半38分、タックルを受けながら、ダメ押しトライに繋がるショートパントを蹴る神戸製鋼・カーター(左)(撮影・成瀬 徹)
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 神戸製鋼はリーグ戦で引き分けたトヨタ自動車から3トライを奪い、決勝進出。21得点をマークしたSOカーターは「エキサイティングな気持ちでいっぱい」と頬を緩ませた。

 前半は18―6で折り返したが、後半は鋭い突破でトライを許し、攻撃ではミスが続く苦しい展開。チームを救ったのはやはりカーターだった。後半38分、力強く突破するとタックルを受けながら左足で芸術的なキック。勝利を決定づけるトライをアシストした。世界的司令塔は「一体感が出てきた。お互いのためにしっかりプレーできている」とチームの成熟を口にした。

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2018年12月9日のニュース