見延V王手!!4カ月前の雪辱果たす

[ 2018年12月9日 05:30 ]

フェンシング 全日本選手権個人戦第3日 ( 2018年12月8日    東京・駒沢体育館 )

男子エペ個人で決勝進出を決め、加納虹輝(左)と健闘をたたえ合う見延和靖
Photo By 共同

 男子エペはリオ五輪代表の見延和靖(31=ネクサス)が、アジア大会銅メダルの加納虹輝(20=早大)を15―11で下して決勝進出を決めた。きょう9日に東京グローブ座で行われる決勝では伊藤心(いのち、28=自衛隊)と対戦する。女子サーブルは江村美咲(20)と向江彩伽(20=ともに中大)が決勝に進んだ。

 見延が4カ月前の雪辱を果たし、3年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。8月のアジア大会準々決勝で敗れた加納との準決勝は、得意の足突きをフェイントにして開始30秒で先制。加納が先月の国際大会で故障していただけに「本調子の加納選手に勝ったわけではない」と言いつつも、一度も追いつかれることなく押し切った。

 今年は女子フルーレの東晟良とともに大会ポスターに起用。東も決勝に進んでおり、「今大会の顔として明日はしっかり盛り上げたい」とエペの第一人者として意気込んだ。

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2018年12月9日のニュース